1個100gとコンパクトに作られた沱茶。この黒茶は碗状に作られていますが、他にレンガ状、餅状に作られたものなど様々で、全体として緊圧茶と言われます。(固形茶とも言います。)小さなものは、直径3?4cmのものもあり、表に文字などを型押ししてお店のアピール商品にもなっています。
この形は輸送に大変便利で、チベットなどに運ばれていき、大変重宝しました。この沱茶は生茶ですので、保存価値もあります。
茶葉はしっかりとした生き生きしたものです。若葉の香りがし、味は少々苦々しい中に甘みがあるといった感じです。甘みが根付いていますので、あと3?4年寝かせると、ぐっと深い味になると思います。 側面の層に沿って、少しずつ崩しますが、餅茶に比べて小さいので崩しにくい場合には穴の開いている側からナイフを入れてぐっと削り取るような感じで崩してみてください。 たかはし:沱茶は持ち運びが便利でいいですよね。
社長:そうだね。崩すのが少し難しいけどね。
たかはし:確かに、初めての方は難しいもしれませんね。
昔、茶葉の輸送には長い長い時間をかけて運ばれていたから、運びやすくするために考えて作られた形とはいえ本当にそのアイデアが素晴らしいですね。ぎゅ?っと緊圧されるので、もちろん長期間運んで茶葉が崩れてしまうというこも、変質するということもなく、遠く離れた少数民族の方々には大事な飲み物だったそうですよ。
社長:現地では、沱茶も結構飲まれているものね。
たかはし:この沱茶は生茶で若いので、苦味がしますが、独特の苦味というのではなく、若葉の苦味がしますね。3杯目くらいからぐっと甘みが増して飲みやすくなりますので、ぜひ自分のベストな味を見つけてほしいです。
社長:生茶は保存の価値もあるけど、もちろん今頂いても美味しいです。若々とした味も、茶葉そのままの味が伝わってきて、奥深いものです。ぜひお試しください。
黒茶には生茶と熟茶の2種類があります。生茶:暗く風通しのよいところで時間をかけて寝かせられるもの。発酵も時間をかけて自然に行われるので、年代のものは甘みの深さが違います。熟茶:人工的に短い期間で発酵されたもの。値段も安価なものが多い。しっかり管理されているものは、甘みもあり飲みやすい作りとなっています。 使用するお湯の量は150ml。
(大体小ぶりの茶壷、蓋碗でこれくらいのお湯の量が入ります。)
目安が分からないときには、使用する茶器の底が見えなくなるくらいの茶葉を使用しましょう。
一、使用する茶器は温めておきます。
ニ、湯を捨てて、茶葉を入れます。
三、お湯を高い位置から注ぎいれます。
四、洗茶します。
五、もう一度湯を注ぎます。
六、45秒?置いて、頂きます。
沱茶を崩すと、大き目の茶葉と粉々になってしまった茶葉など、形は不均等になるかと思います。もし、茶葉のかたまりのほうが多い場合は1分くらい置いて、茶葉が開くのを待ってからお飲みください。若い茶葉なので1杯目は苦味が強く出るかもしれません。1杯目で様子を見て自分に合った時間を調節してお楽しみください。3杯目くらいからぐっと甘みが増します。他の緑茶などの茶葉と違い、時間をかけて寝かせられているものが多いため、ちりやほこりが茶葉についている場合が多いです。必ず洗茶してからお飲みください。